沐浴にも慣れてきた生後1ヶ月頃、いよいよ赤ちゃんと一緒のお風呂デビューですね!おめでとうございます!
「湯船に一緒に入れるなんて嬉しい!」という気持ちと同時に、「落としちゃわないかな?」「どうやって洗えばいいの?」「一人だと大変そう…」なんて不安もあるかもしれません。
大丈夫ですよ!ポイントを押さえて、便利グッズも活用すれば、赤ちゃんとのバスタイムはもっと楽しく、かけがえのない親子のふれあいタイムになります♪
この記事では、生後1ヶ月からの赤ちゃんのお風呂の入れ方、ワンオペの時の工夫、そしてお風呂タイムがもっと快適になるおすすめグッズを徹底解説します!
なぜ生後1ヶ月から?赤ちゃんがお風呂デビューする時期について
新生児期は、感染予防や体力温存のためにベビーバスでの「沐浴」が基本でしたね。では、なぜ生後1ヶ月頃から大人と一緒のお風呂に入れるようになるのでしょうか?
・感染リスクの低下
生後1ヶ月頃になると、ほとんどの赤ちゃんでへその緒が完全に乾き、おへそからの感染リスクがぐっと低くなります。(必ず1ヶ月健診で医師に確認し、OKをもらってからにしましょう!)
・体力がついてくる
少しずつ体力がつき、大人と一緒のお風呂の温度や時間に耐えられるようになってきます。
ただし、いきなり長湯は禁物!最初は様子を見ながら短時間で済ませ、お湯の温度も赤ちゃんに合わせて少しぬるめ(38~40℃くらい)にしてあげましょう。
これで安心!赤ちゃんのお風呂の手順【ワンオペのコツも!】
さあ、具体的なお風呂の入れ方を見ていきましょう!大人が二人いる場合と、ワンオペ(一人)の場合で手順やコツが少し異なります。
事前準備:湯冷めさせない!安全第一!
お風呂に入れる前に、以下の準備を万全にしておきましょう。事前準備こそが成功の鍵です!
・浴室と脱衣所を暖める
赤ちゃんが湯冷めしないように、事前にお風呂の蓋を開けておいたり、暖房器具を使ったりして、浴室と脱衣所を暖めておきましょう。
・お湯の温度チェック
湯温計で38~40℃になっているか確認します。追い焚き機能がある場合は、熱くなりすぎていないか注意!
・赤ちゃんの待機場所確保
脱衣所:バスタオルを広げた上に、おむつ、着替え、保湿剤をセットしておきます。バウンサーやハイローチェアがあると、一時的に寝かせておくのに便利です。
浴室(洗い場):後述するお風呂マットやバスチェアを用意しておくと、ママ(パパ)が洗っている間に安全に待たせられます。
・その他
ベビーソープ(泡タイプが便利!)、必要であればお風呂用おもちゃなども手の届くところに準備しておきましょう。
お風呂の入れ方:大人が二人いる場合
パパとママなど、大人が二人いれば、役割分担ができてスムーズです。
- 役割分担: 例えば、パパが赤ちゃんを洗って湯船に入れる係、ママが脱衣所で待機して赤ちゃんを受け取り、ケアする係、など事前に決めておくとスムーズ。
- 洗う: パパ(洗う係)が、浴室の洗い場で赤ちゃんの体を優しく洗います。
- 湯船へ: パパが赤ちゃんを抱っこして、一緒に湯船に浸かります(最初は1~3分程度から)。「気持ちいいね~」など声をかけながら、リラックスさせてあげましょう。
- 受け渡し: ママ(受け取る係)が脱衣所でバスタオルを広げて待機。パパから赤ちゃんを受け取ります。
- パパ入浴: パパはそのまま自分の体を洗います。
- 赤ちゃんケア: ママは赤ちゃんの体を素早く拭き、保湿ケアをし、おむつ・服を着せます。
- ママ入浴or交代: パパがお風呂から上がったら、ママが入浴するなど、状況に合わせて交代しましょう。
お風呂の入れ方:ワンオペ(一人)の場合
ママ一人、またはパパ一人で赤ちゃんをお風呂に入れるのは、正直ちょっと大変!でも、工夫次第で乗り切れます!いくつか方法をご紹介しますね。
パターン1:洗い場で待たせる
- 準備: 脱衣所に赤ちゃんの着替えなどを準備。浴室の洗い場に、お風呂マットなどを敷き、赤ちゃんをそこに寝かせて待たせます(短時間)。
- ママ(パパ)が先に洗う: 赤ちゃんから絶対に目を離さず、素早く自分の体や髪を洗います。(シャンプーハットなどを使うと、顔に泡がかからずスムーズかも)
- 赤ちゃんを洗う: 赤ちゃんの体を洗い場で洗います。
- 一緒に湯船へ: 赤ちゃんを抱っこして、一緒に湯船に浸かります。
- 赤ちゃんを脱衣所へ: 湯船から上がり、赤ちゃんを先に脱衣所に連れて行き、広げたバスタオルの上に寝かせ、もう一枚バスタオルをかけて保温します。(転落しない安全な場所で!)
- ママ(パパ)ケア(超特急!): 自分はサッと体を拭き、バスローブなどを羽織ります。(自分の着替えは後回し!)
- 赤ちゃんケア: 急いで赤ちゃんの体を拭き、保湿、着替えを済ませます。
- ママ(パパ)着替え: 赤ちゃんが落ち着いたら、ようやく自分の着替えができます。お疲れ様でした!
パターン2:バスチェアなどを活用
上記パターン1の②で、お風呂マットの代わりにバスチェアに座らせて待たせる方法です。
おすわりが安定してくると、こちらの方が赤ちゃんもご機嫌で待っていてくれることがあります。
パターン3:脱衣所で待たせる(ドアを開けて)
浴室のドアを開けたままにして、脱衣所にいる赤ちゃんの様子を確認しながら、ママ(パパ)が先に体を洗う方法もあります。ただし、冬場は寒くないように注意が必要です。
ワンオペお風呂の心得
- 安全第一!絶対に目を離さない!
- 完璧を目指さない! 毎日湯船に入れなくてもOK。疲れている日は、サッとシャワーで済ませたり、ベビーソープで洗うだけにしたりしても大丈夫。
- 便利グッズをフル活用! 頼れるものには頼りましょう!
- 赤ちゃんが泣いても焦らない! 短時間で切り上げる勇気も大切。
- 自分のケアは後回し覚悟! バスローブは本当に便利です。
お風呂タイムが快適に!月齢別・おすすめバスグッズ
ワンオペお風呂はもちろん、二人体制でも、便利なグッズがあるとないとでは大違い!ここでは、お風呂デビュー時期から使えるおすすめグッズをご紹介します。
【おすわり前の赤ちゃんを寝かせて安心】リッチェル ひんやりしないおふろマットR
発泡素材でできているので、冬場の洗い場でもヒヤッとせず、赤ちゃんがびっくりしにくいのが嬉しいポイント。軽いので扱いやすく、水切れも良いので衛生的。
ママ(パパ)が洗っている間の赤ちゃんの待機場所として、また、洗い場で赤ちゃんを寝かせて洗う時にも大活躍します。使わなくなったら処分も簡単なのも◎。
赤ちゃんの身体が収まるように凹みがついていますが、寝返りができるようになると外に出てしまったりすることもあるので、赤ちゃんからは目を離さないように気を付けましょう。
【おすわりをはじめたらコレ♪】リッチェル ひんやりしないおふろチェアR
リッチェル ひんやりしないおふろチェアR 6カ月頃(腰がすわる頃から)~2才頃
上記のおふろマットのチェアバージョン。赤ちゃんのおすわりが安定してきたら、バスチェアが便利!
赤ちゃんもおすわりできるとご機嫌で待っていてくれることが多くなり、ママ(パパ)が自分の体を洗う時間を確保しやすくなります。
マットタイプ同様に、発砲素材で出来ているので温かく、軽くて水切れも良いので衛生的です。
背もたれが高く、かなり安定しているので、体重が軽い赤ちゃんが座ってもぐらついたりすることもありません。
お尻の部分がすこし凹んでいて、両足が若干持ち上がるような姿勢になるので、まだおすわりがあまり安定しない赤ちゃんでも落ち着いて座っていられます。
お尻の部分にお湯が溜まるので、待っている間寒くないのも嬉しいポイント。ワンオペでのお風呂の強い味方です。
【首すわり期からおすわり安定期まで】アガツマ アンパンマン コンパクトおふろチェア
アガツマ(AGATSUMA) アンパンマン コンパクトおふろチェア
アンパンマンのおもちゃがついた、赤ちゃんも飽きずに待っていられるおふろチェアです。
リクライニング機能があり、背もたれの角度を調整できるので、首すわり期からおすわり安定期まで赤ちゃんの発達に合わせて使えます。
構造もシンプルで扱いやすいので、ワンオペお風呂の際も重宝しますし、洗いやすいので衛生面も安心。
バーと座面の間が広めなので、つかまり立ちができるようになるころからは赤ちゃんが抜けだそうとすることがあります。ご機嫌で座ってくれているからといって、赤ちゃんから目を離さないように注意は必要です。
【ワンオペの救世主!】バスローブ
[HOME WAY] バスローブ ガウン 綿100% コーマ糸タオル生地 男女兼用
ワンオペでお風呂から上がった後、自分の体を拭く間もなく赤ちゃんのケアが始まりますよね。
そんな時、サッと羽織れるバスローブがあれば、自分がびしょ濡れのまま湯冷めするのを防げます。吸水性の高いタオル地がおすすめです。
【優しい泡で簡単キレイ】MINON(ミノン) ベビー全身シャンプー
MINON(ミノン) ベビー全身シャンプー 本体ボトル 350mL
生まれたばかりの赤ちゃんのデリケートな肌にも安心の、100%植物性アミノ酸系洗浄成分。アレルギーの原因物質を極力カットし、「低刺激性」「弱酸性」「無香料」「無着色」と嬉しい特徴を兼ね備えた、便利なベビー全身シャンプーです。
ふわふわの泡で出てくるので、赤ちゃんを片腕で支えている状態でも片手で泡を手に取って、そのまま洗えます。
大人用のボディソープのように洗いあがりのお肌がヌルヌルしたりしないので、赤ちゃんの繊細な肌にぴったりです。
【優しく保湿♪】ピジョン ベビーミルクローション うるおいプラス
ピジョン Pigeon ベビーミルクローション うるおいプラス300g
お風呂上がりの赤ちゃんのお肌を乾燥から守り、肌に近いうるおい成分でデリケートなお肌を守ってくれるベビー用ミルクローションです。
滑らかで伸びが良い質感で、掌で軽く伸ばしてから塗るとさっと広がります。通常の商品より保湿力がアップして、乾燥しやすいお風呂上りのケアにぴったり。
ポンプタイプなのも便利で、さっと片手でローションを手に取ることもできるので、赤ちゃんを支えながらのお世話も捗ります。
【しっかり安心】アトピタ 保湿しっとりクリーム
【大容量】アトピタ 保湿しっとりクリーム ポンプボトル 150g
しっとりとした結構硬めの保湿クリームで、特に乾燥やかさつきが気になる季節にはとても重宝します。
塗るときは掌でクリームを良く伸ばしてから、赤ちゃんのお肌に満遍なく塗り広げましょう。
お風呂上りのベビーローションの後に、このアトピタ保湿しっとりクリームでケアしてあげると、本当にしっとりと乾燥からお肌を守ってくれるのを実感できると思いますよ。
親子でハッピーなバスタイムを♪
赤ちゃんとのお風呂デビュー、最初はドキドキかもしれませんが、慣れてくればきっと楽しい時間になります。
完璧を求めすぎず、「今日はシャワーだけ」「パパがいる時だけ湯船に入ろう」など、その日の状況に合わせて柔軟に対応することが、無理なく続けるコツです。ワンオペの時は、ぜひ便利なグッズを頼ってくださいね!
何よりも大切なのは、安全に気を配りながら、親子のふれあいを楽しむこと。赤ちゃんの気持ちよさそうな顔や、お湯で遊ぶ可愛い姿は、一日の疲れを癒してくれるはずです。
毎日の育児、本当にお疲れ様です。親子で笑顔になれるバスタイムを、ぜひ楽しんでくださいね!応援しています!