生後8ヶ月を迎えた赤ちゃんのママさん、パパさん、本当にお疲れさまです!
育児の日々も8ヶ月目となり、赤ちゃんの成長を実感しながらも日々忙しく過ごされていることと思います。
ここまで頑張ってきたご自身をしっかり労いつつ、引き続き赤ちゃんとの毎日を楽しんでくださいね。
生後8ヶ月の赤ちゃんは7ヶ月の頃に比べ、さらに活発に動きます。
特に多くの赤ちゃんがハイハイを始める時期で、自分で移動する楽しさを感じ、行動範囲が格段に広がります。
指先の器用さも向上し、小さなものを掴んだり、叩いたりと細かな動きができるようになります。感情表現も一層豊かになり、自我が芽生えてきます。
生後8ヶ月の赤ちゃんの1日
この頃の赤ちゃんの1日の睡眠時間は約13~14時間で、夜間の睡眠はまとまりやすくなります。昼寝は午前と午後の2回が一般的です。
活動的な時間が増え、探索や遊びに夢中になる時間が多くなります。
多くの赤ちゃんがハイハイをするようになり、ますます行動範囲が広がって、お家の中を探検するように。
これまで赤ちゃんが入ることがなかったエリアまで移動するようになるので、家の中の安全管理が重要になります。
なるべく赤ちゃんが思いっきりはいはいできる環境を整えてあげつつ、地域の児童館や子育て支援センターなどを活用して、屋外でもたっぷり運動させてあげると、運動機能の発達に繋がります。
同時に、赤ちゃんの運動量が増えるので、7ヶ月のころより離乳食を食べる量も増えるでしょう。離乳食中期のこの時期は、口の中で舌や歯茎を使ってモグモグと食べ物を潰して食べられているかをチェックしましょう。
記憶力が発達し、視界から消えたものを探したりするように。人見知りもピークに達して大変なこともありますが、それだけ親御さんに特別な愛着を感じている証拠と思って乗り越えましょう。
家の中の安全確保を
8ヶ月は多くの赤ちゃんがハイハイを始めるため、家の中の安全管理が非常に重要です。赤ちゃんが入る可能性があるエリアは以下のポイントを中心に安全を確認しましょう。
- コンセントや配線の安全対策(カバーを付けるなど)
- 小さなものや尖ったものを赤ちゃんの手の届かないところに片付ける
- 家具の角にクッションをつけ、転倒防止策を施す
- 階段や段差にはゲートを設置する
- 清掃用品や薬品は赤ちゃんの手が届かないところに保管する
赤ちゃんが自由に動き回れる環境を安全に整えて、怪我や事故から守りましょう。
ハイハイを始めると、ほどなく掴まり立ちができるようになる赤ちゃんもいます。
掴まり立ちができるようになると、ローテーブルや本棚、戸棚の少し高さのある段まで赤ちゃんの手が届くようになります。
今までは赤ちゃんの手が届かないと思っていたエリアがどんどん危険になっていきますので、お家の中を総点検して安全を確保しましょう。
生後8ヶ月の赤ちゃんの発達
生後8ヶ月になると、記憶力が発達し、物の存在や位置を記憶し、隠れた物を探すようになります。また、多くの赤ちゃんが名前を呼ばれると振り向くように。
言葉の意味は分からなくても、ママやパパに話しかけられると反応を返すこともあります。
ハイハイをする赤ちゃんが多く、掴まり立ちを試みる子もいます。
人見知りや後追いがピークに達し、親との愛着が明確になりますが、徐々に人見知りは収まっていきます。
喃語がさらに多様化し、親の話す言葉を真似しようとすることがあります。
生後8ヶ月の赤ちゃんの接し方
活動範囲が大幅に広がるため、安全な環境を整えることが重要です。
今まで赤ちゃんが過ごしていたエリアだけでなく、キッチンやトイレ、脱衣所やお風呂場、玄関、ベランダ、階段など、家の中のあらゆる場所へ探検しにいってしまいます。
ベビーゲートなどを活用して危険な場所へは入れないようにしたり、戸棚にロックを取り付けたり、家具の角などにクッションを取り付けたりと、赤ちゃんが自由にはいはいして動き回れる環境を確保しましょう。
離乳食の量も増えてくるので、栄養バランスを考え、多様な食材を積極的に取り入れていきましょう。
感染症対策として衛生管理を引き続き徹底しましょう。
感情の表現が豊かになるため、赤ちゃんの気持ちに寄り添い、コミュニケーションを深めましょう。
まとめ
生後8ヶ月の赤ちゃんは行動範囲が急速に広がり、ママさん・パパさんにとっては目が離せない忙しい時期ですが、赤ちゃんとのコミュニケーションがより一層楽しくなる時期でもあります。
家の安全管理を徹底し、赤ちゃんが安心して動き回れる環境を作ってあげることで、赤ちゃんも親もストレスなく生活できるようになります。
焦らず無理をせず、赤ちゃんのペースに合わせて成長を見守っていきましょう。