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生後7ヶ月の赤ちゃんの生活と発育

生後7ヶ月を迎えた赤ちゃんのママさん、パパさん、本当にお疲れさまです!

毎日の育児に追われる中で、ここまで赤ちゃんが元気に成長してきたことは、親御さんの愛情と努力の証です。

自分自身をしっかりねぎらい、ゆとりをもって赤ちゃんとの日々を楽しんでくださいね。

生後7ヶ月になると、赤ちゃんの動きは一層活発になります。

寝返りやずりばいが自由にできるようになり、なかにはハイハイを始める子もいます。

お座りも安定して、両手を自由に使って物をしっかり掴んで遊ぶことが増え、好奇心も旺盛になり、表情や感情表現もより豊かになります。

生後7ヶ月の赤ちゃんの1日

生後7ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は1日13~14時間程度で、夜間はまとまって眠る赤ちゃんも増えてきます。

昼寝は午前と午後の2回、各1〜2時間程度が一般的です。離乳食が1日2回定着し、授乳やミルクと合わせて規則的な食事リズムが確立され始めます。

手や指先の動きも器用になり、お座りして両手で玩具を持って一人遊びをすることも増えます。

ママやパパが普段使っているものに興味を持って、玩具よりもリモコンやスマホなどの小型の電子機器など、日用品で遊びたがることが多くなります。

離乳食の進め方(7ヶ月)

離乳食開始から約2ヶ月が経ち、赤ちゃんも離乳食にだいぶ慣れてくる頃です。

この頃からはタンパク質を含む食材を積極的に取り入れていきます。脂質の少ない鶏ささみや胸肉、赤身魚(まぐろ・かつお)、納豆、ツナなどが食べられるようになります。

そろそろ、離乳食から摂る栄養の割合が増えてくるので、食材の種類や料理のバリエーションを少しずつ増やし、栄養バランスの良い献立を心掛けましょう。

新しい食材を与える際は、アレルギー反応を確認するため一度に一種類ずつ試し、赤ちゃんの様子を注意深く観察しましょう。

食べにくそうな場合は調理法を工夫したり、焦らずゆっくり進めていきましょう。

生後7ヶ月の赤ちゃんの発達

生後7ヶ月になると、赤ちゃんによっては自分の名前が分かり、呼ばれると反応を示します。

手や指の動きが器用になり、物を持って叩いたり振ったり、さまざまな遊び方を楽しむようになります。

ずりばいが上手になり、早い子はハイハイを始める赤ちゃんもいます。座位がさらに安定し、座ったまま遊ぶ時間も長くなります。

特定の人に愛着を示し、後追いや人見知りがはっきりしてきます。感情表現も豊かになり、喜怒哀楽を明確に伝えるようになります。

「ばばば」「だだだ」など喃語が複雑になり、発音のバリエーションが増えます。親の話しかけに対して積極的に反応し、コミュニケーションを楽しむようになります。

生後7ヶ月の赤ちゃんの接し方

赤ちゃんが自由に動くようになるため、安全対策(誤飲防止、角の保護、落下防止)をしっかり行いましょう。

離乳食も栄養源として重要になってくるため、栄養価の高い食材をバランスよく取り入れましょう。

お座りが安定してくるころですが、振り向いた際などに倒れてしまうこともあります。頭を打ったりしないよう、周囲の安全に注意を払うようにしましょう。

生後6ヶ月頃から母体から受け継いだ免疫が徐々に失われます。感染症予防のために、赤ちゃんの周囲や食器・おもちゃの衛生管理を徹底しましょう。

人見知りや後追いが激しくなる時期です。赤ちゃんが安心できるように、できるだけスキンシップを増やし、安心感を与えましょう。

まとめ

生後7ヶ月は赤ちゃんが自分で動き回り始め、表情や感情がさらに豊かになる時期です。

親にとってもますます赤ちゃんとのコミュニケーションが楽しく感じられるでしょう。一方で体調管理や安全面の注意も必要になります。

赤ちゃんの個性やペースを尊重しながら焦らずゆったりと育児を楽しんでください。

何か困ったことや心配なことがあれば、周囲のサポートを積極的に受け、家族で協力しながら乗り切っていきましょう。