生後4ヶ月を迎えた赤ちゃんのママさん、パパさん、本当にお疲れさまです!
これまでの4ヶ月間、日々の育児は体力的にも精神的にも大変だったと思いますが、赤ちゃんの成長を間近で感じられる日々は喜びも多かったことでしょう。
毎日頑張っている自分をたくさん褒めてあげてくださいね。
生後4ヶ月の赤ちゃんは、生後3ヶ月の時と比べてさらに多くの成長が見られます。
特に首が完全に据わり、多くの赤ちゃんが寝返りを試み始めます。
たて抱っこでも首がぐらつかなくなり、頭を立てて周囲の世界を見ることができるようになることで、物の立体感や遠近感を理解しはじめます。
また、睡眠リズムも整い、夜にまとまって眠る赤ちゃんが増え、昼間は起きている時間が長くなります。
視覚や聴覚の発達が進み、周囲の人や物に強い興味を示すようになるのもこの時期の特徴です。
生後4ヶ月の赤ちゃんの1日
生後4ヶ月の赤ちゃんは、昼夜の区別がはっきりしてきて、睡眠は夜間にまとまることが増えます。
一日の睡眠時間は合計13~15時間程度で、夜間に7~8時間ほど連続して眠る赤ちゃんもいます。授乳回数は4~5時間おきに1日5~6回程度になります。
また、日中は起きている時間が増え、興味深そうに手足を動かしたり、おもちゃを掴んだりして活発に遊ぶ姿が見られます。
手指をどんどん上手に動かせるようになり、周囲のものに何でも興味を持つので、手が届く範囲にあるものを掴んで舐めたり口に入れるように。
誤飲に注意し、危険なものを赤ちゃんの周囲から取り除くなど、細心の注意を払うようにしましょう。
まだなら早めに3~4ヶ月健診を
3~4ヶ月健診は赤ちゃんの成長と発達を確認する大切な機会です。まだ健診を受けていない場合は早めに受診しましょう。
健診では、身体測定(体重、身長、頭囲)、首の座り具合、追視や音への反応、原始反射の確認などを行います。
発育に問題がないかチェックできる重要な健診ですので、気になることは医師や保健師さんにしっかり相談しておきましょう。
生後4ヶ月の赤ちゃんの発達
生後4ヶ月になると、視覚や聴覚がさらに発達し、周囲の物をより明確に認識します。興味のあるおもちゃや動く物をじっと見つめ、追視するようになります。
首が完全に据わり、寝返りを試みるようになります。手の動きが器用になり、物を掴んだり握ったりすることができるようになります。
ママやパパをはっきり認識し、顔を見ると嬉しそうに笑ったり、呼びかけに対して積極的に反応を示したりします。
「あー」「うー」といった喃語がさらに多彩になり、自分から積極的に声を出してコミュニケーションを図ろうとします。
生後4ヶ月の赤ちゃんの接し方
赤ちゃんが寝返りを始めると、うつ伏せ状態から自力で戻れない場合もあります。窒息事故防止のため、寝かせる環境を安全に整え、定期的に様子を確認しましょう。
手で掴んだものを口に入れる行動が活発になるため、誤飲の危険がないサイズの大きめで安全なおもちゃを選びましょう。
首が完全に据われば、赤ちゃんの両脇の下に手を入れてしっかりと支えて、小さく高い高いをしたり、ある程度身体を動かすスキンシップも取れるようになります。
ママやパパの顔をしっかりと認識するようになった赤ちゃんは、ママやパパの声や笑顔が大好きです。たくさん話しかけて、たくさん遊んであげてくださいね。
また、赤ちゃんの昼夜の区別がついてきたら、生活リズムを安定させることを意識してみてください。
毎日同じ時間に同じリズムで起床、授乳、おむつ交換、お散歩、お昼寝、お風呂、就寝を繰り返すことで、赤ちゃんはしっかりとした生活サイクルを身に着けていきます。
赤ちゃんに合わせてママとパパも早寝早起きの生活に切り替え、赤ちゃん中心の生活リズムを家族で整えていきましょう。
5ヶ月~6ヶ月になると、離乳食が徐々に始まります。4ヶ月のこの時期は、離乳食についての知識を早めに学び、赤ちゃんが興味を示し始めたタイミングでスムーズに開始できるように準備しましょう。
まとめ
生後4ヶ月は赤ちゃんの成長を強く実感できる充実した時期です。
これまで頑張ってきた育児の成果が感じられ、楽しみも増えることでしょう。
引き続き安全面や健康面に注意を払いながら、赤ちゃんとの日々を楽しんでくださいね。
育児の合間には自分自身のリラックスや休息も忘れずに、大切な家族の時間をゆっくりと楽しんでいきましょう。