0歳

生後1ヶ月の赤ちゃんの生活と発育

出産後の慌ただしい1ヶ月間、本当にお疲れさまでした!

初めてのお子さんを迎えた方は、すべてが初体験で戸惑いや不安も多かったことでしょう。

また、二人目以降のお子さんの場合は、上のお子さんのケアと同時に新生児のお世話をするという大変さがありましたよね。

まずは頑張ってきた自分をたくさん褒めてあげてくださいね。

生後1ヶ月を迎える頃になると、赤ちゃんには新生児の時と比べてさまざまな変化が見られます。

一度に飲めるミルクや母乳の量が増え、それに伴って睡眠時間も少しずつ伸びてくることが多いでしょう。

また、顔つきもしっかりとしてきて、表情が豊かになり、体重は1kg程度増え、身長も3cm~4cm前後伸びてきます。

このような変化を感じながら、赤ちゃんの成長を楽しみましょう。

生後1ヶ月の赤ちゃんの1日

生後1ヶ月の赤ちゃんの生活リズムはまだまだ不規則ですが、0ヶ月の頃よりは落ち着いてきます。

一日の大半は睡眠に費やされますが、一度にまとめて眠る時間が3〜4時間と少し長くなる赤ちゃんも増えます。

授乳やミルクは約3時間おきに1日7〜8回程度となりますが、徐々に1回の飲む量が増えるため、夜間に少しまとまった睡眠時間を取れるようになってくることもあります。

赤ちゃんによっては、少しずつ眠っている時間が夜間に偏り始めることもありますが、まだまだ昼夜の区別がつかないことも多いでしょう。

0ヶ月を乗り切って、ママもパパも心身ともに疲労やストレスが蓄積してくる辛い時期だと思いますが、徐々に夜に寝てくれるようになるので、もうひと踏ん張りです!

1ヶ月健診について

1ヶ月健診は赤ちゃんの順調な成長を確認するために非常に重要です。

健診では体重や身長の測定、心音や股関節の状態、反射反応の確認などを行います。

また、赤ちゃんだけでなく、ママの産後の体調や授乳状況の相談や、育児の不安や疑問、心配ごとを相談することもできるので、この機会を利用して安心して子育てに取り組めるようにしましょう。

生後1ヶ月の赤ちゃんの発達

生後1ヶ月になると、視力が徐々に向上し、顔や鮮やかな色を追視するようになります。特にママやパパの顔に興味を示し、じっと見つめる時間が増えます。

手足を活発に動かすことが多くなり、原始反射はまだ見られますが、動きがより力強くなります。

首の力が徐々につき始め、頭を動かすこともできるようになってきますが、まだまだ首はすわらないのでしっかりと支えてあげる必要があります。

ママやパパに対して反応が明確になり、穏やかな声や優しいスキンシップに安心を感じ、落ち着くことが増えます。

早い赤ちゃんは、この時期から泣き声以外に「あー」「うー」といった母音を発するようになります。

クーイングと呼ばれるこういった発声は言語の発達の第一歩ですが、まだコミュニケーションの段階ではなく、単に音が出るのを面白がっているという説もあります。

生後1ヶ月の赤ちゃんの接し方

生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ首がすわっていないため、抱っこの際には引き続き首や頭をしっかりと支えましょう。

授乳の間隔やミルクの量を少しずつ増やしていきましょう。母乳の場合は赤ちゃんが欲しがったら欲しがるだけ飲ませてあげて大丈夫。

ミルクはパッケージなどに記載されている1日の目安量を参考に、飲み過ぎないように量を調整してあげてください。

赤ちゃんの肌はまだまだ敏感なので、保湿を徹底し、おむつかぶれや湿疹などのトラブルに注意しましょう。

赤ちゃんの免疫はまだ未熟なため、手洗いや消毒も引き続き継続し、健康管理を徹底します。

抱っこやマッサージ、話しかけることで赤ちゃんは安心したり、ご機嫌になったりします。赤ちゃんはママやパパと触れ合うのが大好きなので、積極的にコミュニケーションを取り、スキンシップを楽しみましょう。

まとめ

生後1ヶ月は赤ちゃんが大きく成長を見せ始める大切な時期です。

まだまだ育児は大変ですが、0ヶ月の頃より少しずつ赤ちゃんの変化や成長を実感できるようになります。

ママやパパも徐々に赤ちゃんとの生活に慣れてくることでしょう。

完璧を求めすぎず、無理をしないように周囲の協力も得ながら、赤ちゃんとの穏やかで幸せな日々を積み重ねていきましょう。