生後7〜11ヶ月のお子さんをお持ちのママさん、パパさん、日々の子育て本当にお疲れ様です!
最近、お子さんの口元からギリギリという音が聞こえてきて、ドキッとしたことはありませんか?
- 「授乳中や遊んでいるときに『ギリギリ』と音がする」
- 「生え始めたばかりの歯が欠けてしまわないか心配」
- 「不快な音で、聞いていて辛くなってしまう」
「これって普通のこと?」「もしかしてストレスが溜まっているのかな…?」
初めてのことだと、色々な疑問やほんの少しの心配が湧いてくるかもしれませんね。でも、そう感じるのはお子さんを大切に想っているからこそです。
大丈夫です!実は歯ぎしりは、この時期の赤ちゃんにとって成長過程のひとつであることが多いんですよ。
今回は、赤ちゃんの歯ぎしりの原因や対策、受診の目安について、一緒に確認していきましょう。
赤ちゃんが歯ぎしりをするのはなぜ?主な3つの原因
生後7〜11ヶ月頃の赤ちゃんが急に「ギリギリ」と歯ぎしりを始めると、驚いてしまうママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。大人の歯ぎしりとは異なり、赤ちゃんの場合は成長の過程で見られる自然な行動であることがほとんどです。
なぜこの時期に歯ぎしりが増えるのか、主な理由を見ていきましょう。赤ちゃんが何を感じているのかを知ることで、不安が少し和らぐかもしれません。
歯が生えるむずがゆさを解消するため
ひとつ目の理由は、歯が生え始める時期特有の現象です。乳歯が生えてくるとき、赤ちゃんは歯茎にむずがゆさや違和感を感じることがあります。
そのムズムズする感覚を解消しようとして、無意識に歯や歯茎を強く擦り合わせることがあるのです。これは一時的なものであることが多いので、過度な心配はいりません。
顎の位置を決めるための成長プロセス
ふたつ目は、これからの食事に向けて顎(あご)の発達を促しているという理由です。上下の歯が生え始めると、赤ちゃんは顎を動かして噛み合わせの練習をしている可能性があります。
これは、正しい顎の位置を安定させるための「成長に伴う生理現象」といえます。将来しっかりと物を噛むための大切な準備期間ですので、温かく見守ってあげてください。
音や感覚を楽しんでいる遊びの一種
最後は、単に遊びとして楽しんでいるケースです。歯を擦り合わせたときの「ギリギリ」という音や、骨に響く振動を面白がっていることもあります。
基本的には成長とともに落ち着くことが多いですが、もし歯のすり減りや欠けが心配な場合や、あまりに激しい場合は、小児歯科やかかりつけ医に相談してみることをおすすめします。
いつからいつまで続く?赤ちゃんの歯ぎしりの時期
赤ちゃんが突然「ギリギリ」と歯ぎしりを始めると、どこか具合が悪いのではないかと心配になってしまうママさん、パパさんもいらっしゃるかもしれません。この歯ぎしりは、成長過程で多くの赤ちゃんに見られる行動のひとつです。
生え始めの時期(生後6ヶ月頃〜)
一般的に、赤ちゃんの歯ぎしりは下の前歯が生え始める生後6ヶ月頃から始まることが多いと言われています。口の中に何か新しいものができた違和感や、むず痒さを解消しようとして、無意識に歯を合わせてしまうのです。
ただし、歯が生える時期や順番には個人差が大きく、期間は赤ちゃんによって異なります。歯ぎしりも早い時期から始める子もいれば、1歳を過ぎてから始める子もいますし、まったく歯ぎしりをしない子もいます。
自然になくなることが多い
「いつまで続くの?」と不安になるかもしれませんが、多くの場合は一時的なものですので、過度に心配する必要はありません。乳歯が生えそろう2歳〜3歳頃になると、噛み合わせが安定し、自然と落ち着くケースが多いようです。
このように、歯ぎしりは成長に伴う一時的な現象であることがほとんどですが、もしも歯の欠けや極端なすり減りが気になる場合や、あまりにも長く続いて不安な場合は、小児科や歯科医師、保健師等へ相談してみてくださいね。
歯への影響は?歯並びが悪くならないか心配
あの「ギリギリ」という大きな音を聞いていると、「赤ちゃんの歯が欠けてしまわないかな?」「将来の歯並びに悪影響はないのかな?」と心配になってしまうママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。
歯や顎への医学的な影響について、一般的な見解を見ていきましょう。
乳歯へのダメージは限定的であることが多い
生後7〜11ヶ月頃の歯ぎしりは、成長に伴う一時的な生理現象であることがほとんどです。乳歯は永久歯に比べて柔らかいものの、この時期の歯ぎしりによって深刻なダメージを受けることは少ないと言われています。
そのため、基本的には見守って良いとされることが多いようです。音を聞くとハラハラしてしまうかもしれませんが、成長過程の一つとして捉えてあげましょう。
顎の成長や食事に必要な準備運動
実は歯ぎしりには、これから生えてくる歯のために顎の位置を決めたり、顎の筋肉を鍛え、丈夫な歯茎を作る側面もあると考えられています。
これから離乳食が進み、しっかり噛んで食べるための準備運動をしているとも言えるでしょう。
永久歯への影響についても、現時点では過度な心配は不要だと言われています。ただし、もし歯が極端にすり減っているように見えたり、出血など気になる症状がある場合は、かかりつけの小児科や小児歯科で相談してみてくださいね。
うるさい歯ぎしり、やめさせるべき?家庭での対策
赤ちゃんの歯ぎしりの音が「ギリギリ」と響くと、歯が欠けてしまわないか、あるいは癖になってしまわないかと心配になるママさん、パパさんも多いことでしょう。音が気になって、つい止めたくなってしまうかもしれませんが、この時期の歯ぎしりは成長過程で見られる一般的な行動です。
無理にやめさせる必要はない
基本的に、赤ちゃんの歯ぎしりは生理的な現象であることが多いため、無理に止めないことが大切です。音がうるさいからといって口を塞いだり、強い口調で注意したりすると、かえって赤ちゃんにストレスを与えてしまう可能性があります。
成長とともに自然と落ち着くことがほとんどですので、神経質になりすぎず、おおらかな気持ちで見守ってあげてくださいね。
歯固めを活用して気を紛らわせる
歯が生えかけている時期のむず痒さが原因で、歯ぎしりをしている場合もあります。そのようなときは、噛みたい欲求を満たすグッズとして、歯固めの活用が効果的です。
シリコン製や木製など、さまざまな素材のものが市販されていますので、赤ちゃんが気に入るものを探してみると良いでしょう。口の中の不快感が解消されることで、自然と歯ぎしりの頻度が減ることもあります。
スキンシップでリラックスさせる
もし、不安や環境の変化によるストレスが影響しているようであれば、抱っこやマッサージなどのスキンシップを増やして、リラックスさせてあげるのも一つの方法です。
家庭での対策を試しても状況が変わらず、極端に歯がすり減っているなど心配な点がある場合は、ひとりで悩まずに小児歯科や保健師へ相談することをおすすめします。
病院へ行くべき?受診の目安と注意点
赤ちゃんの歯ぎしりは成長に伴う一時的なものであることが多く、基本的には温かく見守ってあげて大丈夫です。しかし、あまりにも音が激しかったり、赤ちゃんの様子が普段と違ったりすると、ママさん、パパさんも心配になってしまいますよね。
ほとんどの場合は経過観察で問題ありませんが、中には医療機関への相談が必要なケースもあります。どのような場合に病院へ行くべきか、受診の目安となる具体的な症状例を確認しておきましょう。
歯が欠けたりぐらついている場合
ギリギリと強い力で歯ぎしりを続けることで、生えたばかりの乳歯が欠けたり、すり減ったりしてしまうことがあります。また、歯への負担が大きく、ぐらつきが見られる場合も注意が必要です。
こうした物理的な損傷がある場合は、放置せずに早めに受診することをおすすめします。そのままにしておくと、噛み合わせや今後の歯の成長に影響が出る可能性も考えられます。
出血や口の中の傷がある場合
歯ぎしりの拍子に舌や頬の内側を噛んでしまい、出血が見られる場合も受診の目安となります。口の中に傷ができて痛がっている様子や、食事が摂りづらそうにしている場合は、早めに専門家に診てもらいましょう。
もし目立った症状がなくても、「本当に大丈夫かな?」と不安な場合は、定期検診のついでに相談すると良いでしょう。かかりつけの歯科医に相談することで、お口の中の状態を詳しくチェックしてもらえますし、ママさん、パパさんの安心感にもつながりますよ。
先輩ママ・パパも経験した「育児あるある」?
赤ちゃんの小さな口から「ギリギリ」「ガリガリ」という音が聞こえてくると、驚いてしまうママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。「歯が欠けてしまわないか」「ストレスがあるのかも」と心配になってしまいますよね。
でも、実は赤ちゃんの歯ぎしりは、多くのご家庭で経験する子育ての「あるある」なんです。決して珍しいことではなく、「自分だけではない」と知るだけでも、少し安心できるのではないでしょうか。
ギリギリ音に驚いたエピソード
先輩ママさんやパパさんからは、次のような体験談がよく聞かれます。
- 「夜中に突然すごい音がして飛び起きたら、赤ちゃんが寝ながら歯ぎしりをしていました」
- 「離乳食を食べている時に、スプーンを噛みながらギリギリ音を立てていてヒヤッとしました」
- 「楽しそうに遊んでいる時に、リズムをとるように歯を鳴らしていて不思議でした」
このように、寝ている時だけでなく、起きている時にも無意識に音を立てることは珍しくありません。最初はびっくりしてしまいますが、成長過程の一つとして捉えているご家庭が多いようです。
いつの間にかしなくなるケースが大半
気になる歯ぎしりですが、多くの場合は一時的なもので、時期が過ぎれば自然と終わったという声がほとんどです。「上下の歯が生え揃ってきたら、自然としなくなった」「おしゃべりが増えてきたら気にならなくなった」というように、成長とともに落ち着くケースが多いようです。
最終的には自然と治まるというポジティブな結末を迎えることが多いため、あまり神経質になりすぎず、温かく見守ってあげてくださいね。もし歯の状態や頻度がどうしても心配な場合は、かかりつけの歯科医や小児科、地域の保健師さんなどに相談してみましょう。
編集部の体験談:市販の歯固めは不評…我が家の「お助けアイテム」はこれ!
我が家の娘も、生後10ヶ月を過ぎた頃から突然歯ぎしりをするようになりました。
歯の生え始めの不快感かな?と思い、いくつか市販の歯固め玩具を買ってみたのですが、娘にはあまり響かなかったようで……。手渡してもすぐにポイっと放り投げられてしまい、なかなか使ってもらえませんでした。
困っていたところ、ふと娘が私のパーカーの紐を夢中で噛んでいることに気づきました。『こういう質感が好きなのか!』と発見し、代わりとして清潔な綿の紐を渡してみたところ、これが大ヒット。夢中で噛んで遊んでくれるようになりました。
そうして過ごしているうちに、上下の乳歯が少しずつ生え揃ってきたのか、いつの間にかあんなに心配していた歯ぎしりもなくなっていました。教科書通りの道具でなくても、その子が落ち着くアイテムを見つけてあげる大切さを感じた出来事です。
ただし、紐を噛ませる場合は、必ず大人の目の届くところで、首に巻きつかない長さの紐を使うように注意が必要です。赤ちゃんが紐を全部口の中に入れようとしたりする危険もあるので、目を離さないようにしてくださいね。
よくある質問
おしゃぶりを使えば歯ぎしりは治りますか?
おしゃぶりを口に含ませることで、物理的に歯と歯が当たるのを防ぎ、一時的に歯ぎしりの音を止めることはできるかもしれません。しかし、これはあくまで一時的な対処であり、歯ぎしりの根本的な解決策にはならないことが多いです。
また、おしゃぶりを長期間にわたって頻繁に使用し続けると、将来的な歯並びや噛み合わせに影響を与える可能性も指摘されています。おしゃぶりの使用にはメリットとデメリットがあるため、使用頻度には注意が必要です。どうしても音が気になる場合や対応に迷う場合は、自己判断せずにかかりつけの小児歯科医などに相談してみましょう。
ストレスが原因で歯ぎしりをすることはありますか?
この時期(生後7〜11ヶ月頃)の歯ぎしりは、基本的には歯が生えてくる違和感や顎の発達に伴う「成長過程の一環」であることがほとんどです。そのため、大人のような強いストレスが主な原因であるケースは少ないと考えられています。
ただし、引っ越しや生活リズムの急激な変化など、環境の変化が赤ちゃんにとって刺激となり、影響を与える可能性もゼロではありません。もし思い当たる節がある場合は、日中に抱っこやスキンシップの時間を増やし、赤ちゃんがリラックスして過ごせるように心がけてみてください。様子を見ても改善せず不安な場合は、小児科や地域の保健師等へ相談することをおすすめします。
夜寝ている時の歯ぎしりがひどいですが大丈夫ですか?
夜間の睡眠中に響く歯ぎしりの音は、ママやパパにとって心配の種になりがちですが、これも赤ちゃんの浅い眠りの時などに起こりやすい現象の一つだと言われています。起きている時と同様に、顎の位置を調整したり、生え始めの歯の感覚を確かめたりしている可能性があります。
基本的には成長に伴って自然と減少していくことが多いため、経過観察で問題ないケースが大半です。しかし、あまりにも音が大きく継続的であったり、歯が極端にすり減っているように見えたりする場合は注意が必要です。次回の歯科検診のタイミングや、気になるようであれば早めに小児歯科を受診し、専門家のチェックを受けると安心です。
まとめ
赤ちゃんの「ギリギリ」という歯ぎしりの音を聞くと驚いてしまうかもしれませんが、これは歯が生え始めたり、顎の位置を調整したりするための生理的な現象であることがほとんどです。
- 生後7〜11ヶ月頃の歯ぎしりは、顎や歯の成長に伴う自然な行動といえます。
- 基本的には無理にやめさせず、静かに見守ってあげましょう。
- ただし、歯が欠けたり歯茎から出血している場合は、歯科医への受診を検討してください。
歯ぎしりは一時的な成長の証と考え、あまり神経質になりすぎずにおおらかな気持ちで付き合っていけるとよいですね。もしどうしても音が気になったり、お口のトラブルが見られたりして不安な場合は、一人で抱え込まずにかかりつけの小児歯科や小児科へ相談しましょう。

