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赤ちゃんと目が合わない?月齢別の視覚発達の目安と心配なサインの確認法

赤ちゃんを笑顔であやすママ
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毎日、赤ちゃんのお世話に奮闘しているママさん、パパさん、日々の子育て本当にお疲れ様です!

赤ちゃんと過ごす中で、ふと気になる瞬間はありませんか?

「授乳中なのに、全然目が合わない気がする」

「あやしても反応が薄くて、どこを見ているかわからない」

「ちゃんと見えているのかな…?」

「もしかして、発達に何か問題があるんじゃ…」

初めてのことばかりだと、色々な疑問や、ほんの少しの心配が湧いてくるかもしれませんね。言葉で伝えられない時期だからこそ、不安を感じてしまうのは親としてとても自然なことです。

でも、大丈夫です!

赤ちゃんの「見る力」は、生まれた後からゆっくりと育っていくものです。今回は、月齢ごとの視覚発達の目安や、受診を検討する際のサインについて、一緒に確認していきましょう。

Contents
  1. 生まれたばかりの赤ちゃんは見えている?視覚発達の基礎知識
  2. 【月齢別】赤ちゃんの「見る力」の発達目安
  3. 赤ちゃんと「目が合わない」と感じるよくある理由
  4. 多くの親が心配する「発達障害(自閉スペクトラム症)」との関連
  5. 眼科や小児科へ相談すべき「心配なサイン」とは
  6. 赤ちゃんの「見る力」を育む毎日の関わり方
  7. 不安が解消されないときの相談先と受診のタイミング
  8. よくある質問
  9. まとめ

生まれたばかりの赤ちゃんは見えている?視覚発達の基礎知識

「赤ちゃんと目が合わないけれど大丈夫かな?」と心配になるママさん、パパさんもいらっしゃるかもしれません。ですが、生まれたばかりの赤ちゃんは視覚機能がまだ未発達な状態です。

まずは、新生児期は「見えていなくて当たり前」という前提を知っておくと、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。ここでは、この時期の赤ちゃんの見え方について具体的に解説します。

新生児の視力はどのくらい?

実は、生まれた直後の赤ちゃんの視力は0.01〜0.02程度と言われています。視界はまだぼんやりとしていて、私たち大人のようにくっきりと景色が見えているわけではありません。

光の明暗を感じ取ることが中心の時期ですので、目が合わなかったり、視線が定まらなかったりしても、基本的には視覚の発達過程における自然な姿だと考えられます。

赤ちゃんが見やすい距離と色

そんな視力が未熟な赤ちゃんですが、まったく見えていないわけではありません。赤ちゃんにとって焦点が合う距離は、顔から20〜30cm程度と言われています。これはちょうど、ママさんやパパさんが授乳や抱っこをしてあやしている時の距離と同じくらいです。

また、この時期に認識できる色は白・黒・グレーが中心です。赤や青などの色はまだ区別がつきにくい状態ですので、赤ちゃんの顔を覗き込むときは、なるべく近づいて優しく声をかけてあげると良いですね。

【月齢別】赤ちゃんの「見る力」の発達目安

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ視力が未発達でぼんやりとした世界の中にいます。そこから成長とともに少しずつ「見る力」をつけていきます。ママさん、パパさんも「いつ目が合うようになるのかな?」と楽しみにされていることでしょう。

ここでは月齢ごとの一般的な発達の流れをご紹介しますが、赤ちゃんの成長スピードには大きな「個人差」があることを忘れないでくださいね。ご紹介する内容はあくまで目安であり、すべての赤ちゃんにきっちりと当てはまるわけではありません。

焦らずにお子さんのペースを見守ることが大切です。それでは、月齢ごとの様子を見ていきましょう。

生後0〜2ヶ月:じっと見つめる「注視」の始まり

生まれたばかりの赤ちゃんは、明るさやうっすらとした形がわかる程度です。視力はおおよそ0.01〜0.02ほどと言われています。

生後1ヶ月から2ヶ月頃になると、抱っこされた距離(20〜30cm程度)にあるものをじっと見つめる「注視」と呼ばれる行動が見られるようになります。まだ視線が定まらないことも多いですが、徐々に焦点が合い始めます。

生後3〜4ヶ月:「追視」と首すわり

この頃になると、目の前で動くものを目で追う「追視」が始まるのが一般的です。メリーやおもちゃを目で追ったり、動く人に視線を向けたりする姿が見られるようになります。

また、人の顔を認識し始める時期でもあります。ママさんやパパさんの顔を見てにっこりと笑うなど、表情のやりとりが増えてくるのもこの時期の特徴です。首がすわることで視界が広がり、より周りの世界への興味が深まっていきます。

生後5〜6ヶ月:奥行きの認識と人見知り

生後5ヶ月から6ヶ月頃になると、両目で物を見て立体感や遠近感(奥行き)をつかめるようになってきます。興味のあるおもちゃに自分から手を伸ばしてつかもうとする姿が見られるでしょう。

「見る力」の発達とともに記憶力も育つため、いつもお世話をしてくれる人と初めて見る人の区別がつき始めます。これが「人見知り」として現れることもありますが、順調に発達している証拠のひとつと言えます。

もし発達の目安と比べて気になるところがあったり、視線が合いにくいと感じて不安な場合は、一人で悩まずに乳幼児健診の際や小児科、地域の保健師さんなどに相談してみましょう。

赤ちゃんと「目が合わない」と感じるよくある理由

一生懸命あやしているのに赤ちゃんと目が合わないと、「もしかして何か問題があるのかな?」と不安になってしまうママさん、パパさんもいるかもしれません。しかし、目が合わないからといって、すぐに発達上の問題があるとは限りません。

実は、赤ちゃんが目を合わせない背景には、視力の発達段階やその時の気分、周囲の環境など、日常的な要因が隠れていることがとても多いのです。ここでは、よくある理由について具体的に見ていきましょう。

まだ視力が発達途中であるため

生まれたばかりの赤ちゃんは、視力がまだ十分に発達していません。月齢が低いうちは、ぼんやりと明るさがわかる程度で見えている範囲も限られています。そのため、ママさんやパパさんの顔を認識してじっと見つめることが難しい時期でもあります。

赤ちゃんの気分や集中力の問題

ある程度大きくなってきても、赤ちゃんの視線はその時の気分や興味の対象によって大きく左右されます。以下のような状況では、目が合わなくても自然な反応であることが多いです。

  • 他のおもちゃや周囲の物音に興味が向いている場合
  • 眠い時や機嫌が悪い時

また、授乳中に関しても、赤ちゃんがお腹が空いていて飲むことに一生懸命になっているときは目が合わないことがよくあります。授乳中に目が合わなくても問題ないケースが多いので、あまり心配しすぎないでくださいね。

さらに、大人と同じように赤ちゃんにも個性があります。シャイな性格やマイペースな性格の子は、あまりじっと目を見つめない傾向があることも知っておきましょう。もしも日々の様子を見ていてどうしても不安が拭えない場合は、健診の際などに小児科医や保健師へ相談してみることをおすすめします。

多くの親が心配する「発達障害(自閉スペクトラム症)」との関連

インターネットで「目が合わない」と検索すると、どうしても「発達障害」や「自閉スペクトラム症」といった言葉が目に入り、不安になってしまうママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。

しかし、ここで焦ってはいけません。特に低月齢の時期においては、目が合わないという事実とこれらの特性を直結させて考えることは早計な場合がほとんどです。まずは落ち着いて、現在の赤ちゃんの状況を冷静に見ていきましょう。

この時期の診断は非常に難しい

まず大切なこととして、生後0〜6ヶ月という早い段階で、目が合わないことだけで発達障害の診断をすることはできません。この時期の赤ちゃんは視覚自体がまだ発達途中であり、単に見る力が未熟だったり、人の顔よりも光やコントラストの強いおもちゃに興味を持っていたりするケースが非常に多いからです。

不安な気持ちから「目が合わない=自閉症」と直結させて考えてしまいがちですが、これだけで判断するのは避けましょう。赤ちゃんの成長スピードは一人ひとり異なりますので、この時期特有の個人差である可能性も十分に考えられます。

目が合わないだけで判断しない

赤ちゃんの様子を確認する際は、視線だけでなく、聴覚や他の反応も含めて総合的に見る必要があります。たとえば、呼びかけに反応して音のする方を向こうとするか、あやした時に何らかの反応があるかなど、目以外の様子はどうでしょうか。

もし、日々の様子を見ていてどうしても心配が拭えない場合は、決して自己判断せず、専門家の意見を仰ぐことが重要です。インターネットの情報だけで悩まず、健診のタイミングで相談したり、小児科医や保健師に普段の様子を伝えたりして、専門的な視点からアドバイスをもらうようにしてください。

眼科や小児科へ相談すべき「心配なサイン」とは

赤ちゃんの目は日々成長していますが、中には病気や視覚機能の異常が隠れているサインがあらわれることがあります。早期発見につなげるためにも、普段の様子をよく観察してみましょう。

視線や瞳の様子でチェックしたいこと

赤ちゃんの目を見ていて、次のような様子が見られる場合は注意が必要です。

  • 瞳の中が白く光って見える
  • 月齢が進んでも常に視線が定まらない
  • 極端にまぶしがる様子がある
  • いつも同じ方向に首を傾けてものを見ている

また、黒目が内側に寄っているように見えることがありますが、これは「偽斜視(ぎしゃし)」と呼ばれる状態かもしれません。赤ちゃんは鼻の根元が低くて広いため、白目の内側が隠れて斜視のように見えることが多いのです。

多くは成長とともに気にならなくなりますが、本当の斜視である可能性もゼロではありません。見分けが難しい場合は、自己判断せずに専門家に診てもらうと安心です。

目の動きに左右差がある場合

左右の目で視力に大きな差がある「不同視」の可能性を確認する方法として、片目ずつ隠してみるチェックがあります。

良い方の目を隠すと、見えにくくなるため嫌がって手で払いのけたり、泣いたりする反応を示すことがあります。もし、片目だけ隠した時に極端に嫌がる反応が見られる場合は、左右の見え方に差があるのかもしれません。

赤ちゃんの目の機能は、早期に治療を開始することで良好な発達を促せるケースが多くあります。

これらに当てはまるサインがあったり、少しでも「おかしいな」と感じたりする不安があれば、ためらわずに眼科や小児科へ相談しましょう。ママさん、パパさんの気づきが、赤ちゃんの目の健康を守る第一歩になります。

赤ちゃんの「見る力」を育む毎日の関わり方

赤ちゃんの視覚発達をサポートするために、毎日の生活の中でできるちょっとした工夫があります。ママさん、パパさんとの触れ合いを通じて、赤ちゃんの「見る力」は少しずつ育まれていきます。焦らず、親子の温かいコミュニケーションを楽しむつもりで取り入れてみましょう。

アイコンタクトを取りやすい抱っこの距離

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ視力が未発達で、遠くのものはぼんやりとしか見えていません。赤ちゃんに顔を見せるときは、見えやすい距離と言われる20~30cmくらいまで近づいて、優しく話しかけてあげましょう。これは授乳やおむつ替え、抱っこの際に自然とママさん、パパさんの顔が視界に入る距離でもあります。

もし目が合わなくても、無理に目を合わせようと強制しないことが大切です。赤ちゃんの気分が乗らないときもありますので、機嫌が良いタイミングを見計らって、ゆったりとした気持ちで接してあげてくださいね。

視覚を刺激する遊びとおもちゃ

遊びの中にも、視覚への刺激を取り入れてみましょう。赤ちゃんは白と黒や、赤などのコントラストの強い色を認識しやすい傾向があります。はっきりした色合いのおもちゃを見せてあげたり、ゆっくり動くメリーを活用して目で追う動きを促したりするのも良い方法です。

何よりも重要なのは、ママさん、パパさんも一緒に楽しみながら行うことです。親子の笑顔のやり取りが、赤ちゃんにとって安心感と良い刺激になります。もし赤ちゃんの視線や反応について「やっぱり気になる」と感じることが続くようであれば、ひとりで悩まずに小児科医や保健師へ相談してみてください。

不安が解消されないときの相談先と受診のタイミング

赤ちゃんの目の動きや反応について、「様子を見てもいいのかな」「何か問題があるのかな」と迷ってしまうこともあるでしょう。インターネットで情報を探して余計に不安になってしまうよりも、専門家に相談することで気持ちが楽になることが多いです。

乳幼児健診を活用しよう

定期的に行われる乳幼児健診は、医師や保健師に直接相談できる貴重な機会です。特に3〜4ヶ月健診は視覚発達確認の良い機会とされていますので、日頃気になっていることをメモしておき、積極的に質問してみましょう。

また、健診のタイミングを待たなくても相談することは可能です。母子手帳に記載されている相談窓口や、お住まいの地域の保健センターを活用してみてください。ママさん、パパさんだけで悩まず、地域のサポートを頼ってくださいね。

小児眼科を受診する目安

もし、目が小刻みに揺れている、瞳が白く見えるなど、明らかに気になる症状がある場合や、不安がどうしても拭えない場合は、かかりつけの小児科や小児眼科を受診することをおすすめします。自己判断で悩むよりも、専門家に診てもらうことが一番の安心材料であることを忘れないでください。

病院では、赤ちゃんが緊張してしまい、いつも通りの様子を見せてくれないこともあります。そのため、受診の際は普段の様子を動画に撮っておくと役立つことが多いです。スマートフォンなどで、気になる目の動きや反応を撮影して持参すると、医師への説明がスムーズになりますよ。

よくある質問

授乳中に赤ちゃんと目が合いませんが大丈夫ですか?

授乳中は赤ちゃんにとって「食事」という一大イベントの最中です。おっぱいやミルクを飲むことに必死で集中しているため、目が合わないことは実はとてもよくあることです。ママとしては少し寂しいかもしれませんが、授乳以外のリラックスしている時間や機嫌の良い時に目が合うようであれば、過度に心配する必要はありません。もし普段の生活の中でも全く視線が合わないと感じる場合は、健診時などに相談してみるのも良いでしょう。

呼んでも振り向かないし、目も合いません。耳が聞こえていないのでしょうか?

呼びかけに反応がないと心配になりますよね。まずは、ドアが閉まる音などの大きな音にビクッと反応するか、あるいは生活音に反応するかを確認してみてください。また、出生時の聴覚スクリーニング検査の結果も今一度確認してみましょう。月齢が低いと呼びかけへの反応がまだ鈍いこともありますが、音への反応が全く見られない場合や不安が拭えない場合は、一人で悩まずに耳鼻科や小児科で専門家に相談することをおすすめします。

寄り目になっている気がしますが、斜視でしょうか?

赤ちゃんの頃は鼻の根元がまだ低く、目頭の皮膚が白目の内側に被さっているため、黒目が内側に寄っているように見える「偽斜視」であることが非常に多いです。多くの場合、成長とともに顔立ちがはっきりしてくると目立たなくなっていきます。ただし、見る方向に関わらず常に黒目の位置がずれているように見える場合や、瞳孔の光の反射位置が左右で異なる場合は、斜視の可能性がありますので眼科を受診して確認してもらいましょう。

いつ頃からママやパパの顔を認識しますか?

個人差はありますが、視力が発達してくる生後3〜4ヶ月頃から、あやすとニッコリ笑うなど、人の顔を認識しているような反応が増えてきます。この時期はぼんやりと見えている状態から徐々に焦点が合い始める段階です。ママやパパの顔を他人とはっきりと区別できるようになるのは、記憶力も発達し人見知りが始まることの多い生後6ヶ月頃からと言われています。焦らず赤ちゃんのペースで成長を見守ってあげてくださいね。

まとめ

赤ちゃんの視覚発達について、大切なポイントを整理しました。視力の発達は個人差が大きいため、月齢ごとの目安はあくまで参考程度にとらえ、赤ちゃんのペースを見守ってあげましょう。

  • 赤ちゃんの視力は未熟で、月齢とともに徐々に発達していきます。
  • 目が合わない理由は眠気や集中、性格など様々で、必ずしも問題ではありません。
  • 瞳の様子に違和感がある場合や不安が拭えない時は、乳幼児健診や眼科で相談しましょう。

日々の変化を楽しみながら、ゆったりと接してあげてくださいね。もし少しでも「おかしいな」と感じたり不安になったりした場合は、ひとりで悩まずに専門家を頼るようにしてください。