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テープ?パンツ?おむつ替えの悩み、スッキリ解決!移行タイミングも解説【紙おむつ選び方ガイド】

「毎日のおむつ替え、ご苦労様です!」 生まれたばかりの頃は、寝たままそーっと替えていたテープタイプのおむつ。でも、赤ちゃんが足をバタバタさせたり、寝返りをマスターしたり、ハイハイでどこまでも冒険するようになったり…日に日に活発になる我が子の成長は、本当に嬉しいものですよね!

でも、そんな成長とともに、「あれ?なんだかテープタイプのおむつ、替えにくくなってきたかも…」「周りの子はもうパンツタイプを使ってるけど、うちはいつからがいいのかな?」「テープとパンツ、どっちがうちの子に合ってるんだろう…?」なんて、新たな疑問や悩みが出てくるのではないでしょうか。

おむつ替えは、1日に何度も繰り返す大切なお世話。だからこそ、少しでもスムーズに、そして赤ちゃんもママもパパも快適に過ごせる方法を見つけたいですよね。

「みんな、どうしてるの?」その気持ち、とってもよく分かります! 今回は、そんなおむつの疑問をスッキリ解決!テープタイプとパンツタイプの違いから、気になる移行のタイミング、そして知っておきたい注意点まで、分かりやすく解説します。

テープとパンツ、どう違う? それぞれの得意・不得意を知ろう!

まずは基本の「キ」。テープタイプとパンツタイプ、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?メリット・デメリットを知って、使い分けのヒントにしましょう!

新生児期からの相棒! テープタイプおむつ

いつ頃使うの?

新生児期(お誕生~)から、ねんねが中心の時期、寝返りやハイハイを始めた頃までが目安です。(主に新生児用、Sサイズ、Mサイズ)

得意なこと(メリット)

  • 寝かせたまま替えやすい: 赤ちゃんが仰向けで寝ている状態で、サッと交換しやすいのが最大のメリット。特に、おしっこの時などは手早く替えられます。
  • うんちの時も安心: おむつを広げた状態で、お尻の下に敷きながらお尻を拭けるので、汚れが広がりにくいです。
  • フィット感の調整が自由自在: 赤ちゃんの体型に合わせて、ウエストのテープを留める位置で、締め付け具合を細かく調節できます。
  • 比較的リーズナブル: 一般的に、パンツタイプに比べて1枚あたりの価格が少しお安い傾向があります。
  • おむつ替えシート代わりにも?: 広げるとフラットになるので、緊急時のおむつ替えシートのように使えることも(汚れたらそのままポイ!)。

ちょっぴり苦手なこと(デメリット)

  • 動き始めると大変!: 赤ちゃんが足をバタバタさせたり、寝返りでゴロンゴロンしたりするようになると、テープを左右対称に、ちょうど良い位置で留めるのが難しくなってきます。
  • ズレやすいことも: 活発に動くと、おむつがズレてしまったり、テープが外れてしまったりすることがあります。
  • 立ったままは替えにくい: はいはいやたっちが始まると、じっとしていてくれないので、寝かせてテープを留めるのが一苦労になることも。

アクティブキッズの味方! パンツタイプおむつ

いつ頃使うの?

寝返りやハイハイが上手になり、動きが活発になってきた頃から、おむつ卒業までが目安です。(主にMサイズ、Lサイズ、ビッグサイズ、それ以上も)

得意なこと(メリット)

  • 履かせるのがとにかく楽!: 赤ちゃんがどんなに動いても、普通のパンツのようにスポッと履かせられます。おむつ替えの時間が格段にスピードアップ!
  • 立ったままでもOK!: つかまり立ちやあんよができるようになれば、立ったままサッと替えられるので、おむつ替えのハードルがぐっと下がります。
  • フィット感抜群でズレにくい: ウエストや足回りがギャザーになっているものが多く、体にしっかりフィット。元気に動き回ってもズレにくく、漏れにくい安心感があります。
  • 「自分で!」の気持ちを応援: 「自分でズボンを履きたい!」という意欲が出てくる時期に、パンツタイプなら自分で履く練習にもなります。

ちょっぴり苦手なこと(デメリット)

  • うんちの時、ちょっとコツがいる: 寝かせた状態でおむつを替える場合、テープタイプのように新しいおむつをお尻の下に敷きにくいのが難点。詳細は後述します。
  • 価格がちょっぴりお高め: 一般的に、テープタイプに比べて1枚あたりの価格が少し高くなる傾向があります。
  • 細かいサイズ調整は難しい: ウエストの伸縮性はありますが、テープタイプほど細かくフィット感を調整することはできません。
  • 脱がす時はサイドをビリッ!: おしっこだけの時でも、基本的にはサイドを手で破って脱がせるタイプが多いです。

どちらが良い・悪いというわけではなく、赤ちゃんの成長段階や活動量、おむつ替えをする場所や状況によって、使いやすさが変わってくるんですね。

いざパンツタイプデビュー!知っておきたい注意点と便利ワザ

「よし、うちもパンツタイプに挑戦してみよう!」そう思った時、いくつか知っておくと安心なポイントがあります。

【最重要!】うんちの時のおむつ替え、どうする?

これが、テープタイプからパンツタイプへの移行で、多くのママ・パパが最初に戸惑うポイントかもしれません。

テープタイプとの大きな違いとして、パンツタイプは、ズボンのように履かせる形状のため、テープタイプのように、お尻の下に新しいおむつを広げて敷いておくことができません。

赤ちゃんがゆるゆるうんちをした時や、うんちの量が多い時、古いおむつを脱がせる際に、お尻や太もも、さらには床やシーツまで汚してしまうリスクが高まるのです…。

これで解決!対策は?

必ず、おむつ替えシート(防水タイプがおすすめ。使い捨てでも洗えるタイプでもOK)を敷いてからおむつ替えをしましょう。これで、万が一の時も被害を最小限に!

可能なら、お風呂場など、汚れてもすぐに洗い流せる場所で替えるのも一つの手です。

うんちが広がらないように、そーっとパンツのサイドを手で破ります。すると、テープタイプのように平たく開くことができるので、お尻を拭きやすくなります。

焦らず、お尻をしっかり拭き終わってから、新しいパンツを履かせてあげましょう。

赤ちゃんを立たせたままおむつ替えができるようになると、うんちの時のおむつ替えも大分楽になります。寝かせておむつ替えをする時期は少し大変ですが、すぐにパンツタイプの便利さを実感できるようになりますので、もう少しの辛抱です!

履かせる時のコツは?

赤ちゃんがつかまり立ちやあんよができるようになると、立ったままの方が断然履かせやすいです。

ねんねの状態でも、片足ずつそっと通してあげれば履かせられます。

「あんよ、トンネルくぐりまーす!」「シュッポッポー!」など、声をかけながら、遊びの延長のように楽しく履かせるのがポイントです。

最初のサイズ選びは慎重に

メーカーによって、同じMサイズでも大きさやフィット感が微妙に違うことがあります。最初は試供品をもらったり、少量パックを購入したりして、赤ちゃんの体型に合うか試してみるのがおすすめです。

テープタイプとパンツタイプの併用も賢い選択!

「パンツにしたから、もうテープは使わない!」と決めなくても大丈夫。

日中、元気に動き回る時はパンツタイプ、夜寝る時やうんちの時はテープタイプ、というように使い分ける。お出かけの時はかさばらず替えやすいパンツタイプ、お家ではテープタイプ、など、シーンに合わせて使い分けるのも賢い方法です。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば、パンツタイプの楽ちんさに感動するはず!

いつ替える? おむつの「サイズアップ」のタイミング

テープタイプからパンツタイプへの移行は、赤ちゃんの活動量の変化(ハイハイが上手になった、たっちが始まったなど)が大きなきっかけになりますが、それとは別に、おむつそのものの「サイズが合っているか」を常に気にかけてあげる必要があります。

「まだこのサイズで大丈夫かな?」「そろそろサイズアップした方がいいのかな?」その見極め、意外と難しいですよね。以下のサインが見られたら、サイズアップを検討するタイミングかもしれません。

おむつサイズアップのサイン(テープ・パンツ共通)

おしっこやうんちが、頻繁に漏れるようになった

「最近、よく背中漏れするなぁ」「足の付け根からおしっこが…」これは、おむつの吸収量が赤ちゃんの排泄量に追いついていないか、サイズが合わずに隙間ができているサインかもしれません。

お腹周りや太もも周りに、ゴムの跡がくっきり!

おむつを外した時、お腹や足の付け根にゴムの跡が赤く残っていたり、締め付けられているように見えたりしたら、サイズがきつくなっている証拠です。

おむつがなんだか小さい…?

テープタイプの場合、テープを留める位置が、一番外側の目盛り(またはそれに近い位置)になってきた。おへそがおむつから出てしまう。

パンツタイプの場合、お腹周りや足回りがパツパツに見える。股上が浅く感じる。

パッケージの「体重目安」をチェック!

おむつのパッケージには、必ず体重の目安が記載されています。赤ちゃんの現在の体重が、その体重目安の上限に近づいてきたり、超えたりしたら、サイズアップを考える一つの基準になります。(ただし、体重だけでなく、体型も考慮しましょう)

赤ちゃん自身が不快そう…?

おむつがきつくて動きにくそうにしていたり、おむつ替えの時に不機嫌になったりするのも、もしかしたらサイズが合っていないサインかもしれません。

サイズ選びのポイント

「もったいないから」と、小さいサイズのまま使い続けるのはNG!漏れの原因になるだけでなく、赤ちゃんの肌を締め付けてしまい、肌トラブルにつながることも。

逆に、大きすぎるサイズも、フィットせずに隙間ができてしまい、漏れの原因になることがあります。

メーカーによって、同じ「Mサイズ」でも、実際の大きさやフィット感が微妙に異なることがあります。色々試して、赤ちゃんに一番合うものを見つけてあげましょう。

基本的には「大は小を兼ねない」と考え、ジャストフィットするものを選ぶのが大切です。

おむつ替えも成長の証! 赤ちゃんもママパパも快適な方法を見つけよう

テープタイプからパンツタイプへの移行は、赤ちゃんがまた一歩成長した証であり、とても喜ばしいことですよね。

それぞれのタイプのメリット・デメリットをしっかり理解した上で、赤ちゃんの活動量や発達の様子、そして何より、ママやパパがおむつ替えをしやすい方法に合わせて、最適なタイミングで移行したり、上手に使い分けたりするのがおすすめです。

そして、おむつのサイズもこまめにチェックして、常に赤ちゃんが快適に過ごせるように気遣ってあげてくださいね。

毎日、何度も繰り返されるおむつ替え。だからこそ、少しでもストレスなく、親子ともに笑顔でいられる方法を見つけることが、ハッピーな育児ライフにつながるはずです。応援しています!