赤ちゃんがストローでむせる!練習のコツとコップ飲みへの移行ガイド【7〜11ヶ月向け】
7〜11ヶ月頃のお子さんをお持ちのママさん、パパさん、日々の子育て本当にお疲れ様です!
最近、ストロー飲みの練習を始めて、こんな様子は見られませんか?
- 「勢いよく吸い込んで、すぐにゲホゲホ!」
- 「ストローをカミカミするだけで、全然飲めていない」
- 「口からお茶がだら〜っとこぼれてしまう」
「やり方が間違っているのかな?」「いつになったら上手に飲めるんだろう?」と、不安になってしまうかもしれませんね。
初めてのことばかりで戸惑ってしまうのは、親としてとても自然なことだと思います。
大丈夫です!赤ちゃんにとってストローを使うのは、実はとても高度なテクニックが必要なことなのです。
今回は、赤ちゃんがストローでむせる原因や、無理なく進める練習のコツ、そしてコップ飲みへの移行について、一緒に見ていきましょう。
なぜ赤ちゃんはストロー飲みでむせるの?主な原因
ストロー飲みの練習を始めたばかりの赤ちゃんが、ゴホゴホとむせてしまうと心配になりますよね。「練習方法が間違っているのかな?」と不安に思うママさん、パパさんもいらっしゃるかもしれません。
でも、まずは安心してください。この時期の赤ちゃんの発達には個人差が大きいという前提があり、ストロー飲みでむせるのは、成長の過程でよくあることなのです。
口の機能がまだ発達途中
赤ちゃんがむせてしまう主な理由として、吸う力と飲み込むタイミングの調整が未熟であることが挙げられます。
おっぱいを飲む動きとは違い、ストロー飲みには唇を閉じて吸い上げ、それを喉へ送るという複雑な連係プレーが必要です。口の機能が発達している途中なので、うまくタイミングが合わずにむせてしまうことがあります。
吸い込む量の調節が難しい
また、力の加減が分からず、思い切り吸い込んでしまうことも原因のひとつです。
ストローを通して一度に大量の飲み物が口に入ってくると驚いてしまうため、うまく飲み込めずにむせてしまうのです。少しずつ慣れていくことで、自分に合った吸い方を学んでいきます。
練習をする際は、飲み物が気管に入らないよう見守ることを徹底して、必ず大人がそばについていてあげてくださいね。
もし激しくむせ続けたり、様子がおかしいと感じたりして不安な場合は、無理をせず小児科や地域の保健師などに相談してみましょう。
ストロー飲みの練習はいつから?開始の目安とサイン
「そろそろストロー飲みの練習を始めたほうがいいのかな?」と迷っているママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。離乳食が進んでくると水分補給の方法も気になりますよね。ただ、体の準備が整っていない段階での早すぎる練習は赤ちゃんにとって難しく、むせたり失敗したりする原因になってしまうこともあります。
一般的には生後7〜8ヶ月頃から
ストロー飲みの練習を始める時期としては、離乳食が2回食になる頃が一つの目安と言われています。この頃になると、お口の機能も少しずつ発達してきています。
開始前に確認したいポイントは、スプーンなどで水分を摂る際に、口を閉じてゴックンができるようになっているかどうかです。これがまだ難しい場合は、ストローで吸い上げた飲み物を上手に飲み込むのも難しいため、もう少し待ってあげても良いでしょう。
もちろん、赤ちゃんの成長スピードは一人ひとり異なります。これらは平均的な時期ですので、月齢はあくまで目安であることを忘れないでくださいね。周りと比べず、お子さんのペースに合わせて進めていきましょう。
お座りが安定していることが大切
月齢やお口の動きだけでなく、体の姿勢も重要なサインです。練習は必ず、腰が据わって姿勢が安定してから行うことを心がけてください。お座りが不安定な状態で飲ませようとすると、気管に入りやすくなったり、うまく飲み込めなかったりすることがあります。
もし開始時期の判断に迷ったり、飲み込み方に不安を感じたりする場合は、無理をせず小児科医や助産師、保健師等へ相談してみることをおすすめします。
【ステップ別】むせずに飲める!ストロー練習の正しい進め方
赤ちゃんにとって、ストローを使って飲み物を吸い上げる動作は、実はとても難しいものです。いきなりマグを渡しても、吸い方がわからなかったり、勢いよく吸いすぎてむせてしまったりすることは珍しくありません。
大切なのは、いきなりマグを使わず段階を踏むことです。赤ちゃんのペースに合わせて、少しずつステップアップしていきましょう。ここでは、ママさん、パパさんが実践しやすい練習の進め方をご紹介します。
ステップ1:スプーンで水分をすする練習
まずはストローをくわえる前に、口を閉じて水分を取り込む練習から始めましょう。スプーンに少量の飲み物をのせ、赤ちゃんの下唇にちょんとのせてみてください。
赤ちゃんが自分で上唇を下ろして、水分を「ズズッ」とすするように飲めたら第一段階クリアです。この動作によって、ストロー飲みで重要となる「口を閉じる力」が養われます。
ステップ2:紙パック飲料を使った「押し出し」法
口を閉じる感覚がつかめたら、ベビー用の紙パック飲料を使ってストローの練習をしてみましょう。ここで重要なポイントは、紙パックを押して飲み物が口に入る感覚を覚えさせることです。
具体的なやり方は以下の通りです。
- 赤ちゃんにストローをくわえさせます。
- ママさんやパパさんが紙パックの側面を指で優しく押し、中身を少しだけ押し出してあげます。
- 口の中に飲み物が入ってくることで、「ここから飲み物が出るんだ」と赤ちゃんが理解できるようになります。
ステップ3:ストローマグでの自力飲み
紙パックでの練習で、ストローから飲み物が出てくることを理解したら、いよいよストローマグでの自力飲みに挑戦です。最初はうまく吸えないこともありますが、焦らず見守ってあげてください。
練習をする際は、長時間の練習は避け、短時間で切り上げることを心がけましょう。赤ちゃんが嫌がったり疲れてしまったりしたら、無理強いせずにその日はおしまいにします。
もし飲み込み機能などに不安がある場合は、かかりつけの小児科医や地域の保健師さんなどに相談してみるのも良いでしょう。楽しみながら、少しずつ慣れていってくださいね。
練習中に赤ちゃんがむせてしまった時の対処法
ストロー飲みの練習を始めたばかりの頃は、赤ちゃんが急にむせ込んでしまうことも珍しくありません。ママさん、パパさんも驚いてしまうかもしれませんが、まずは慌てずに赤ちゃんの様子を見てあげてください。
背中をトントンして落ち着かせる
赤ちゃんがむせてしまったら、一度ストローを口から離し、背中を優しくトントンして呼吸を整えてあげましょう。咳き込んでいる間は、飲み物が気管に入り込まないように見守ることが大切です。
また、飲むときの姿勢もチェックしてみてください。上を向きすぎていると気管に入りやすくなることがあります。姿勢を前かがみ気味に調整してみると、飲み込みやすくなる場合があるので試してみてくださいね。
激しくむせる場合は一旦中断する
もし赤ちゃんが激しくむせたり、嫌がって泣き出してしまったりしたときは、無理に続けさせないことが重要です。練習は一時中断し、スプーンや使い慣れた哺乳瓶などで水分補給をしてあげてください。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて少しずつ進めていきましょう。
ただし、むせ方がいつもと違う場合や、咳が長く続く場合は注意が必要です。飲み物や唾液が誤って気管に入ってしまうと、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こすリスクがあるとも言われています。
万が一、顔色が悪い場合や呼吸がおかしい場合は直ちに受診することを心がけてください。少しでも不安を感じる時は、かかりつけの小児科医や地域の保健師さんに相談するようにしましょう。
練習におすすめ!ストローマグやグッズの選び方
ストロー飲みをスムーズにマスターするためには、赤ちゃんの成長段階に合った道具を選ぶことが大切です。初めての練習では、どんなストローマグを選べばよいのか迷ってしまうママさん、パパさんも多いのではないでしょうか。
適切なグッズを選ぶことで、赤ちゃんがコツをつかみやすくなり、練習の成功率もぐっと高まりますよ。ここでは、選び方のポイントをいくつかご紹介します。
吸い口の形状と柔らかさ
初めてストローに挑戦するときは、吸い口が柔らかく、口当たりが良いものを選んであげましょう。特に、弁が付いていて吸う量を調整しやすいものがおすすめです。一度にたくさんの飲み物が出てこないので、赤ちゃんがむせてしまうのを防ぐ助けになります。
また、長く使うことを考えて、成長に合わせてパーツ交換できるタイプも検討してみてください。飲み口をスパウトからストロー、さらにはコップ飲み用へと付け替えられるものであれば、段階を追ってスムーズにステップアップしていけます。
漏れにくさと洗いやすさ
赤ちゃんが自分で持って飲みたがるようになったら、赤ちゃんが持ちやすいハンドル付きのマグが良いでしょう。しっかりと握れることでマグが安定し、飲むことに集中しやすくなります。
毎日使うものだからこそ、衛生面での手入れのしやすさも重要なチェックポイントです。パーツが細かく分解できて洗いやすいものや、煮沸・薬液消毒に対応しているものを選ぶと、清潔な状態を保ちやすくなります。
製品によって対象月齢や機能は異なりますので、お子さんの様子を見ながら選んであげてくださいね。もし選び方や使い方に不安がある場合は、助産師さんや保健師さんなどに相談してみるのも良いでしょう。
ストロー飲みからコップ飲みへの移行時期と進め方
ストロー飲みが少しずつ上達してくると、次は「いつからコップ飲みに移行すればいいの?」と気になり始めるかもしれません。先の見通しが立つと、毎日の離乳食タイムも少し気が楽になりますよね。ここでは、無理なく進めるためのコップ飲みへのステップについてご紹介します。
ストローとコップは並行して練習してもOK
実は「ストロー飲みをマスターしてからコップ飲み」という順番に絶対的な決まりはありません。ストローが必須ではなく、ストローの練習を経ずにコップ飲みへ直接進む子もいます。赤ちゃんの興味や成長に合わせて、柔軟に進めていきましょう。
もしストロー飲みが苦手な場合でも、コップ飲みならスムーズにできることもあります。あえてストローとコップを並行して練習してみるのもひとつの方法です。どちらかが上手くいかなくても、焦って移行する必要はないので、ゆったりとした気持ちで構えていてくださいね。
1歳前後を目安にコップにチャレンジ
一般的には、手先が器用になってくる1歳前後を目安にコップ飲みにチャレンジするご家庭が多いようです。最初はコップを傾ける加減が難しく、一度にたくさん口に入ってしまいがちですので、コップの底に少しだけ入れた少量の水で練習するのが成功のコツです。
慣れないうちは、ママさん、パパさんがコップに手を添えて、角度を調整しつつサポートしながら進めるようにしましょう。口の端からこぼれてしまうこともありますが、成長の過程ですので温かく見守ってあげてください。もし飲み込みに不安を感じる場合や、むせることが続く場合は、小児科や地域の保健師等へ相談することをおすすめします。
どうしても上手くいかない時の心構え
毎日練習しても赤ちゃんが嫌がったり、すぐにむせてしまったりすると、「どうしてできないんだろう」と焦ってしまうママさん、パパさんもいるかもしれません。でも、赤ちゃんの発達ペースは本当に一人ひとり違います。
周りの子ができているからといって、他の子と比較しないことが何よりも大切です。焦る気持ちを一度手放して、肩の力を抜いて向き合ってみましょう。
水分補給ができれば手段は何でもOK
ストロー飲みはあくまで水分補給の手段の一つにすぎません。今の段階でストローが上手に使えなくても、スプーンや哺乳瓶、あるいはコップなどでしっかりと水分が取れていれば問題ないのです。
「絶対にストローで飲ませなきゃ」と思い詰めず、「いつかはできるようになる」と気楽に構えるくらいがちょうど良いでしょう。もし水分の摂取量が極端に少ないなど不安がある場合は、小児科医や保健師、助産師へ相談してみてください。
一旦練習をお休みしてみる
練習を続けてもお互いにストレスが溜まるようであれば、思い切って一旦練習をお休みしてみるのも効果的です。不思議なことに、数週間空けてから再トライすると急にできることもあります。
食事や水分補給の時間は、赤ちゃんにとってもママさん、パパさんにとっても楽しい雰囲気作りが大切です。無理強いせず、赤ちゃんの成長や気分のペースに合わせて、焦らずゆっくり進めていきましょう。
編集部の体験談:「上を向いても出てこない?」娘がストローの仕組みを理解するまでの試行錯誤
我が家の娘がストロー飲みの練習を始めた頃の話です。
最初はストローマグを渡しても、どうしても哺乳瓶の時のクセが出てしまい、グイッと上を向いてマグを逆さまにしながら吸おうとしていました。
もちろん、ストローは下を向いていないと飲み物が出てきません。娘は『あれ?出てこないぞ?』と不思議そうな顔をしながら、何度も四苦八苦していました。
ですが、毎日根気強く持たせているうちに、ある時ふと『あ、これは下を向いて吸うものなんだ』とコツを掴んだようです。一度理解してからは、驚くほどスムーズに飲めるようになっていきました。
大人が教えるのはなかなか難しいポイントですが、子供なりに『こうすれば出る!』という法則を見つけるまで、気長に見守ってあげることの大切さを学んだ出来事でした。
よくある質問
ストローを噛んでしまって吸ってくれません。どうすればいいですか?
赤ちゃんにとってストローは初めて見る不思議な物体ですので、最初は噛んで感触を確かめたり、おもちゃとして遊んでしまったりすることは珍しくありません。まずはパパやママが目の前でお手本を見せてあげると、それが「吸うもの」だと理解しやすくなります。
また、紙パック飲料を使って大人が少しパックを押してあげ、飲み物が口に入る感覚を体験させるのも効果的な方法です。それでもうまくいかない場合は、まだ始める時期が早いのかもしれません。焦らず一度お休みして、数週間後に再チャレンジしてみましょう。
毎回むせてしまいます。練習を続けても大丈夫ですか?
練習のたびに激しくむせてしまうようであれば、喉や口の機能がまだストロー飲みに対応できていない可能性があります。無理に続けるとストロー自体を嫌がってしまうこともあるため、一旦練習を中断し、スプーン飲みなどで唇を閉じる感覚を養うことから戻ってみましょう。
誤嚥(ごえん)のリスクも考慮し、むせ方がひどい場合や呼吸に変化が見られるなど心配な点があるときは、自己判断せずにかかりつけの小児科医や歯科医に相談することをおすすめします。
ストロー飲みを飛ばしてコップ飲みをさせても良いですか?
結論から言うと、まったく問題ありません。ストロー飲みは外出時などに便利ですが、発達の過程で必ず習得しなければならないものではありません。むしろ、コップ飲みの方が唇や舌の動きを促し、口腔機能の発達にとって良い影響を与えるという専門家の意見もあります。
赤ちゃんによってはストローよりもコップの方がスムーズに飲める子もいますので、お子さまの好みや興味に合わせて、無理なく進めやすい方法を選んであげてください。
まとめ
赤ちゃんがストロー飲みでむせてしまうと心配になりますが、これはお口の機能が発達している証拠でもあります。今回の記事でお伝えしたポイントを振り返ってみましょう。
- ストローでむせるのは成長過程の一つです。焦らず赤ちゃんのペースで見守ってあげましょう。
- 紙パックを使った練習法を試したり、適切なマグ選びを工夫することでスムーズに進むこともあります。
- まずは水分補給ができていればOKと考え、親子で楽しく練習に取り組むことが大切です。
毎日の育児の中で練習を続けるのは大変ですが、焦らず続けていけば少しずつ上手に飲めるようになりますよ。もし練習を続けても改善が見られない場合や、飲み込む様子に不安を感じる場合は、小児科医や歯科医などの専門家に相談してくださいね。

