生後7ヶ月から11ヶ月頃のお子さんをお持ちのママさん、パパさん、日々の子育て本当にお疲れ様です!

最近、お子さんの様子でこんな変化を感じることはありませんか?

「やたらとよだれが増えた気がする」
「おもちゃやタオルをずっとガジガジ噛んでいる」
「理由もなく機嫌が悪くて、よく泣くようになった」

「これって歯が生えるサイン?」「どこか痛いのかな…?」と、少し心配になってしまうこともあるかもしれませんね。

急に様子が変わると戸惑ってしまうのは、親としてとても自然な気持ちだと思います。

大丈夫です!それは赤ちゃんの成長の大切な一歩かもしれません。

今回は、歯の生え始めに見られるサインや不快症状へのケア、初めての歯磨きについて、安心して向き合えるヒントを一緒に見ていきましょう。

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赤ちゃんの歯が生え始める時期と順番

赤ちゃんの小さくてかわいらしい歯が見えてくると、成長を実感して嬉しくなりますよね。一方で、「うちの子はまだ生えてこないけれど大丈夫かな?」と気になっているママさん、パパさんもいらっしゃるかもしれません。

ここでは、一般的に言われている歯の生え始めの時期や順番についてお伝えしますが、あくまで目安として捉えてくださいね。

一般的には下の前歯からスタート

個人差はありますが、多くの赤ちゃんは生後7〜11ヶ月頃に下の前歯が2本生え始めます。その後、上の前歯が生えてくるのが一般的な流れとされています。

離乳食が進んでくる時期とも重なるため、スプーンが当たった感触などで、お口の中の変化に気づくきっかけになることも多いですよ。

生える時期や順番には個人差がある

「周りの子はもう生えているのに」と焦ってしまうこともあるかもしれませんが、赤ちゃんの歯が生える時期や順番には非常に大きな個人差があります。

生後すぐに生え始める子もいれば、1歳を過ぎてからようやく最初の歯が生えてくる子もいます。成長スピードは人それぞれであることを知っておくと、気持ちが楽になりますね。

もし、1歳半を過ぎても一本も生えてこないなど、どうしても心配な場合は、乳幼児健診の際や小児歯科、保健師さんなどで相談してみることをおすすめします。

不機嫌の原因はこれ?「歯ぐずり」のサイン

生後7ヶ月から11ヶ月頃、赤ちゃんが急に不機嫌になったり、理由もなくなかなか泣き止まなかったりすることはありませんか?それはもしかすると、歯が生え始める時期特有の「歯ぐずり」と呼ばれる状態かもしれません。

歯が生えてくる際、歯茎の内側から圧迫されることで、赤ちゃんは独特の「むず痒さ」や痛みを感じます。この歯茎のむず痒さが不快感につながるため、機嫌が悪くなってしまうのです。ママさん、パパさんも戸惑うことがあるかもしれませんが、赤ちゃんのサインをチェックしてみましょう。

よだれの量が増える

歯が生え始めると口の中が刺激され、唾液の分泌量が増えることがあります。スタイがすぐにびしょ濡れになってしまう、口周りが常によだれで濡れているといった変化は、歯が生えてくる前兆の一つです。

手やおもちゃを頻繁に噛む

赤ちゃんがしきりに自分の指をしゃぶったり、おもちゃをガジガジと噛んだりしていませんか?何でも口に入れたがるのは兆候の一つです。これは、歯茎のむず痒さを和らげようとして、硬いものを噛んだり歯茎に押し当てたりしている行動だと考えられます。

理由なく泣く・夜泣きが増える

おむつも綺麗でお腹も空いていないのに激しく泣いたり、夜泣きが増えたりすることもあります。これも歯ぐずりの一種である場合が多いですが、一方で体調不良と混同しないよう注意が必要です。

もし発熱や下痢、嘔吐などの症状が見られる場合や、泣き方がいつもと明らかに違う場合は、無理をせず小児科や保健師等へ相談するようにしてください。

家庭でできる!むず痒さを和らげるケア方法

赤ちゃんが歯ぐずりで不機嫌な時、どうにかしてあげたいとママさん、パパさんも心配になりますよね。赤ちゃんが不快を感じている時に、お家ですぐに実践できるケア方法をご紹介します。

むず痒さを和らげるためには、歯茎への適度な刺激や、ほてりを冷ますことが効果的といわれています。赤ちゃんの様子を見ながら、優しく試してみてくださいね。

清潔なガーゼや指でマッサージ

歯茎がムズムズしているときは、歯茎を優しく刺激してあげると落ち着くことがあります。ママさん、パパさんの指の腹や清潔なガーゼを使って、歯茎を優しくマッサージしてあげましょう。

このとき注意していただきたいのが、衛生面と力加減です。口の中に入れるものですので、必ず清潔な手やガーゼを使用することを心がけてください。また、デリケートな歯茎を傷つけないよう、強くこすりすぎないことも大切です。

冷やしたガーゼで拭いてあげる

歯が生え始めている部分は、血流が増えて熱っぽくなっていることがあります。冷やすことで炎症や痒みが落ち着く場合がありますので、冷たいガーゼを活用してみるのも一つの方法です。

清潔なガーゼを冷水で濡らして固く絞り、歯茎を優しく拭いてあげたり、軽く当ててあげたりしてみてください。ただし、氷のように冷たすぎるものは刺激が強すぎることもあるため、赤ちゃんの反応を見ながら調整してあげましょう。

もしケアをしても泣き止まない場合や、いつもと様子が違うと感じて不安なときは、小児科や歯科医、地域の保健師さんなどに相談することをおすすめします。

歯固めの選び方と活用術

歯が生え始める時期の赤ちゃんは、口の中がムズムズして機嫌が悪くなってしまうことがあります。そんな「歯ぐずり」の解消に役立つ代表的なアイテムが歯固めです。

歯固めをカミカミと噛むことでストレス発散になるだけでなく、歯茎への適度な刺激が不快感を和らげてくれます。ママさん、パパさんも、ぜひお子さんにぴったりの歯固めを見つけて、赤ちゃんの不快感をケアしてあげてくださいね。

月齢に合った素材と形状を選ぶ

歯固めを選ぶ際は、赤ちゃんの小さなお口や手にフィットするサイズであることが大切です。特に安全面で重視したいのが、誤って飲み込んでしまわない形状かどうかという点です。

細長い形状のものなどは深く入り込んでしまうリスクがあるため、つば(ストッパー)が付いているなど、喉の奥まで入らない安全設計のものを選ぶようにしましょう。素材もシリコンや木製など様々ですので、お子さんの好みに合わせて選んでみてください。

衛生管理のしやすさもポイント

毎日赤ちゃんの口に入るものですから、常に清潔を保つことが大切です。よだれや汚れが付着したままにならないよう、こまめに洗浄・消毒することを心がけましょう。煮沸や薬液消毒に対応しているか、購入前にパッケージを確認しておくと安心です。

また、長く使っていると傷がついたり劣化したりすることがあります。思わぬ事故を防ぐためにも、使用前には破損がないか定期的に確認することを忘れないでくださいね。もし赤ちゃんの歯や口の中のことで不安があれば、小児科や歯科医院、保健師等へ相談してみましょう。

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歯が生える時期の離乳食の進め方

歯が生え始める時期は、口の中の違和感や痛みから、今まで順調だった離乳食を急に食べなくなってしまうことがあります。せっかく作った離乳食を残されると心配になりますが、これは一時的なものですので、ママさん、パパさんは焦らなくても大丈夫ですよ。

噛むと痛がる時の食事の工夫

赤ちゃんが食事の際に口を閉じてしまったり、泣いて嫌がったりする場合、歯ぐきが敏感になっている可能性があります。そんな時は、無理に噛ませようとせず、一時的に柔らかい食事に戻しても良いでしょう。一段階前の固さや、のど越しの良いペースト状のメニューを試してみてください。

また、食事の量が減ると、同時に水分摂取量も不足しがちになります。脱水症状を防ぐためにも、水分補給はしっかりと行うように心がけましょう。母乳やミルク、白湯や麦茶などをこまめに与えてあげてくださいね。

食欲がない時は無理強いしない

一生懸命作った離乳食を食べてくれないと、ついイライラしてしまうこともあるかもしれません。ですが、歯の不快感はどうしようもないことですので、食べるのを嫌がっても叱らないであげてくださいね。楽しい食事の雰囲気を壊さないことが大切です。

歯が生えきって痛みが引けば食欲も戻ることが多いです。数日〜1週間程度は様子を見て、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。もし体重が減り続けたり、元気がなかったりして不安な場合は、かかりつけの小児科や地域の保健師等へ相談することをおすすめします。

はじめての歯磨き・オーラルケアの始め方

かわいい白い歯が顔を出したら、いよいよオーラルケアのスタート時期です。これまでお口の中を触られることに慣れていない赤ちゃんにとって、急に歯ブラシが入ってくるのはびっくりしてしまうこともあります。

ママさん、パパさんも最初は緊張するかもしれませんが、最初から完璧を目指す必要はありません。まずは赤ちゃんがお口のケアに「慣れる」ことを最優先に、少しずつステップを進めていきましょう。

ガーゼ磨きからブラシへの移行

歯が生え始めの時期は、授乳や食事の後に濡らした清潔なガーゼで優しく歯を拭くことから始めます。これに慣れてきたら、赤ちゃん用の安全な歯ブラシを持たせてみたり、ブラシの感触を体験させてあげたりしましょう。

このとき一番大切なのは、無理やり押さえつけないことです。一度「歯磨き=怖いもの、嫌なもの」と認識してしまうと、その後のケアが大変になってしまいます。遊びの一環のような感覚で、リラックスして進めることがポイントです。

嫌がらないための雰囲気づくり

歯磨きの時間を楽しいものにするために、歌を歌ったり、鏡を見ながら笑顔で声かけをしたりするのも効果的です。特に、虫歯のリスクが高まる就寝中の環境を整えるためにも、毎日のリズムの中で寝る前のケアを習慣化することを目指していきましょう。

また、歯磨き粉やジェルの使用時期、フッ素利用等については歯科医に相談することをおすすめします。赤ちゃんの成長や歯の状態に合わせて、専門家のアドバイスを受けながら、焦らずケアを続けていきましょう。

こんな時は受診を!医療機関への相談目安

赤ちゃんの機嫌が悪かったり、体調がいつもと違うと感じた時、「歯が生えてくる時期だからそのせいかも」と考えることがあるかもしれません。しかし、すべてを歯の生え始めによる不調、いわゆる「歯ぐずり」のせいにしてしまうのは注意が必要です。

赤ちゃんの不調には、感染症などの病気が隠れている可能性もあります。「これくらいなら大丈夫」という自己判断は危険であることを理解し、赤ちゃんの様子を慎重に観察してあげましょう。ここでは、医療機関への受診を検討すべき目安についてお伝えします。

高熱や下痢を伴う場合

昔から、歯が生える時期の発熱を「知恵熱」と呼ぶことがありますが、医学的には歯が生えること自体で高熱が出ることは稀だと言われています。そのため、発熱を安易にいわゆる「知恵熱」と決めつけないようにしましょう。

もし38度以上の熱があったり、下痢や嘔吐を伴っていたりする場合は、ウイルスや細菌による感染症の可能性があります。ぐったりしている、水分が取れないなど、全身状態が悪ければ小児科へ早めに相談してください。

歯茎の腫れや出血がひどい場合

歯が生える過程で歯茎が少し赤く腫れることはよくありますが、腫れが異常に大きかったり、膿が出ていたりする場合は注意が必要です。また、出血がなかなか止まらない場合も、一度専門家に診てもらったほうが安心です。

初めての子育てでは、ちょっとした変化でも心配になるものです。ママさん、パパさんだけで抱え込まず、不安なら専門家(小児科・小児歯科)へ相談することをおすすめします。プロのアドバイスを受けることで、安心して赤ちゃんの成長を見守ることができますよ。

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編集部の体験談:歯がためよりも「紐」が好き!?娘の意外なこだわりと我が家の工夫

娘に歯が生え始めた頃、いわゆる『歯ぐずり』で泣くようなことは少なかったのですが、とにかく何でも口に入れて噛みしめようとする意欲がすごかったんです。

面白いことに、市販の歯がための玩具にはあまり興味を示さず、娘が一番好んで噛んでいたのは『紐』でした。私の服の紐やバッグのストラップ、椅子に結びつける座布団の紐など、家中にあるあらゆる紐を見つけては夢中で噛みしめていました。

さすがに衛生面や安全面が気になったので、最終的には『噛んでもいい清潔な綿紐』を専用に用意して与えることに。おもちゃの歯がためがしっくりこないお子さんの場合、家の中で普段その子が好んで噛んでいるものを観察してみると、意外なところに解決のヒントが隠れているかもしれませんよ。

よくある質問

歯が生えるのが遅い気がして心配です。

赤ちゃんの歯の生え始めには個人差が非常に大きく、生後すぐに生えてくる子もいれば、1歳のお誕生日を過ぎてからようやく最初の1本が生えてくる子もいます。周りの子と比べて遅いと不安になるかもしれませんが、成長のペースは人それぞれですので、まずは焦らずに見守ってあげましょう。もし1歳半頃になってもまだ生えてこない場合や、歯ぐきの状態などで気になる点がある場合は、一度かかりつけの小児歯科医に相談してみることをおすすめします。専門家のチェックを受けることで、安心できることも多いですよ。

赤ちゃんが歯ぎしりをしていますが大丈夫ですか?

赤ちゃんがギリギリと歯ぎしりをしていると、歯が欠けてしまわないか心配になりますよね。この時期の歯ぎしりは、生え始めた歯の噛み合わせを確認したり、あごの位置を調整したりするための成長過程のひとつである場合が多いと言われています。一時的なものであれば、基本的には無理に止めさせようとせず、様子を見てあげて問題ありません。ただし、あまりにも長時間続いていたり、歯がすり減っているように見えたりするなど極端な状況が見られる場合は、念のため歯科医院で診てもらうと安心でしょう。

「歯ぐずり」で熱が出ることはありますか?

昔から「知恵熱」などと呼ばれることもありますが、医学的には歯が生えること自体が直接の原因となって高熱が出ることはないと言われています。歯ぐきのむず痒さで機嫌が悪くなったり、体温が少し高くなることはあるかもしれませんが、もし38度以上の明らかな発熱がある場合は、風邪や他の感染症などが隠れている可能性があります。「歯が生えるせいだ」と自己判断せず、発熱が続く場合や他に体調不良のサインがある時は、早めに小児科を受診するようにしてください。

歯磨き粉はいつから使えばいいですか?

歯磨き粉の使用開始時期に厳密な決まりはありませんが、一般的には「ぶくぶくうがい」ができるようになってから使い始めることが多いです。うがいができない低月齢のうちは、水で濡らしたブラシで磨くだけでも十分ですし、飲み込んでも安全な赤ちゃん用のジェルタイプを使用するのも良いでしょう。フッ素入りのものなど、どの種類の歯磨き粉をいつから使うべきか迷ったときは、乳幼児健診や歯科検診の際に、かかりつけの歯科医や歯科衛生士の指導を受けてみるのが確実です。

まとめ

生後7〜11ヶ月頃の歯の生え始めは、赤ちゃんが順調に育っている成長の証です。一方で、むずがゆさや痛みによる「歯ぐずり」が起こりやすく、赤ちゃんにとっては不快な時期でもあります。

  • 成長の過程で起こる不快な症状には、適切なケアとスキンシップで対応しましょう。
  • 親子でリラックスできる時間を作り、不安を取り除いて乗り越えることが大切です。
  • 激しいぐずりや発熱など、心配な症状がある場合は迷わず専門家に相談してください。

初めてのことで戸惑うこともあるかもしれませんが、赤ちゃんのペースに合わせて温かく見守ってあげてくださいね。もし様子がおかしいと感じたり不安な時は、一人で抱え込まずにかかりつけの小児科や歯科医に相談しましょう。